業務スーパーの合成酒が売り切れ。みんな生活防衛に入っているようだ。ビジネスチャンスはインバウンドにあり

かぶとたいぞうです。

貧乏臭い話で恐縮ですが、業務スーパーで売っている合成酒を最近は飲んでいます。

岐阜県の菊川株式会社の「鬼ころし」国産米使用合成清酒というものです。2リットルで500円程度です。

最初は試しに1本だけ買ってみたのですが、パタヤで売っている2,000円以上もする日本酒より美味しいのです。



オレもとうとう合成酒

「オレもとうとう合成酒かぁ」

そんな気持ちになりましたが、普段飲みならこれで十分と思いました。

家ではたまにしか飲まない人なら純米でも吟醸でも飲めばいいですが、毎日欠かさず2合ずつ飲む私には高い酒は合いません。

気に入った

それで最近はその合成酒ばっかり飲んでいます。冷蔵庫で冷やして飲めば立派な冷酒です。

ところが先日業務スーパーに行ったら、その合成酒が売り切れだったのです。あきらめて数日後に行きましたら、また売り切れでした。

みんな同じことを考えているのでしょうね。

+++



米国は一足先に生活防衛

米国はいち早く生活防衛に入ったようで、各社安売り合戦を繰り広げていますが消費は低迷しています。

私はゼネラルミルズの株主ですが、売上が下がって困っています。2024年5月決算では売上が前年比で6%も減りました。特に米国国内需要が減っています。

コーンフレークすらケチる米国人

米国の庶民はコーンフレークやシリアルですらバーゲンセールの時しか買わなかったり、安いライバルメーカーのものに切り替えているようです。

日本もそうなりつつあるように思えます。



日本の実態

日本も物価がかなり上がっていますが、給与も年金もそれほど上がっていません。預金金利は物価上昇率に比べたらゼロに等しいです。

生活防衛に入るに決まっています。

インバウンドに商機

日本国内はますます不景気になるでしょうね。頼みの綱は外国人観光客だけですね。

今の物価高は円安によるものですから、逆に外国人観光客にとっては全てが安いのです。

1ドル100円の時代に1ドルで買えたものが、現在値上がりして150円になったとしても、外国人なら93ドルで買えるのですから(1ドル160円計算)。



タイとの比較

なんかタイと同じ感じです。

でもタイは既に物価上昇は止まりました。だからこれからは日本の方がますます物価が高くなり、国民はますます困って消費を減らすような気がします。

飲食店にビジネスチャンス

持続化給付金で延命していた飲食店が今年に入ってバタバタ潰れていますが、これからは健全経営の飲食店も潰れていくでしょう。

若者は宅飲みだし、年寄りは飲みに出ないし、中年は生活がやっとですから、何か特別なことがないと外食などしないでしょうから。

でも外国人に特化した飲食店なら成り立つかもしれません。パタヤのファラン向けレストランのように。



キーポイントは英語

飲食店は従業員不足ですが、外国人向けの飲食店なら英語が話せる人、英語を話したい人、英会話を勉強したい学生アルバイトなどが集まるかも知れませんね。

合成酒なんて飲んでいる、しみったれた日本人など相手にせず、外国人とお近づきになりたいと願う若い女性も集まるかもしれません。

依存の飲食店が淘汰される中、外国人向け飲食店に客も従業員も集まる可能性があります。

ただし明朗会計で

お通し、チャージ、チャーム、席料、外税など、あらゆる小賢しい手法を排除して、明朗会計でフレンドリーな飲食店には外国人が集まり、勝手にSNS(ソーシャルネットワーキングサービスSocial Networking Service)で宣伝してくれます。これもパタヤと同じです。



インバウンドにビジネスチャンスあり

インバウンドにビジネスチャンスありです。飲食店経営者はまず英語を学びましょう。

NHKラジオの基礎英語、続基礎英語で十分です。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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