【米国株】かぶとたいぞう2024年7月2日時点の持ち株ポートフォリオと今後の方針

かぶとたいぞうです。

私、かぶとたいぞうの2024年7月2日時点における持ち株構成率%(時価)は次の通りです。

今回も時価総額の比率だけで金額は伏せます。



かぶとたいぞう2024年7月2日時点の時価ポートフォリオ構成率

かぶとたいぞう2024年7月ポートフォリオ円グラフ

 

ティッカー(会社記号)、会社名、2023年7月1日の持ち株構成率%→2024年3月1日の同構成率%→204年7月2日の同構成率%、増減理由、会社の概要、評価と今後の買い増し方針の順でまとめました。

PEP、ペプシコ

●PEP、ペプシコ、持ち株構成率18.4%→22.1%→22.6%

増減理由︰旧NISA,から新NISAへの切り替えで2024年の初頭にABBVを売ってPEPを増やした後も、配当再投資はすべてPEPに当てたので、持ち株が増えました

しかし、PEPの株価は最近下がっているので、時価総額の構成比はそれほど伸びていません。

ペプシコは世界第2位の食品メーカーです。フリトレーなどスナック菓子が人気です。

ペプシコの経営成績はいいです。今年の増配率は去年の10%には及びませんが、7%の増配を発表しています。



ペプシコに対する今後の方針

ペプシコの構成率は20%を越えましたが、25%くらいまでは増やしてもいいと思っています。

今後も配当再投資の範囲内で買い足します。

GIS、ゼネラルミルズ

●GIS、ゼネラルミルズ、持ち株構成率15.3%→13.0%→12.7%

増減理由︰最近買っていません。ペプシコの株数が増えた分、ゼネラルミルズの構成率が下がりました。

ゼネラルミルズはコーンフレークなどシリアルを作る食品メーカーです。ハーゲンダッツの総元締めでもあります。

前期(2024年5月決算)は売上が6%も減りました。今期は売上を前期並み、あるいは1%程度の増加と見ているようです。

米国は消費が低迷しているらしく、庶民の食べるシリアル関係も消費を減らしているのだと思います。

去年の増配率は9.26%とペプシコの10%に次いで高かったですが、今年の増配率は2%と低調です。



JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン

●JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、持ち株構成率14.6%→14.6%→13.0%

増減理由︰昨年の7月以降一度も買い足していません。株価が下がっているので時価構成率も下がりました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは医薬品、医療器具などを作っています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンに対する今後の方針

ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は低迷しています。

将来有望な企業だと思っていますが、ペプシコやゼネラルミルズを増やしたいので、ジョンソン・エンド・ジョンソンはしばらくはこのままホールドして様子をみます。

今年の増配率は4.20%でした。



ABBV、アッヴィ

●ABBV、アッヴィ、持ち株構成率14.1%→13.7%→12.8%

増減理由︰昨年末に旧NISA分をけっこう売ったにもかかわらず時価構成比がそれほど下がっていないのは、今年に入ってアッヴィの株価が上がったからです

その後株価は下がりましたが、最近はまた上がっています。

アッヴィは医薬品メーカーです。

構成比的には今のままでちょうどいいと思っています。しばらくは買いません。

今年の増配率は4.73%でした。

PFE、ファイザー

●PFE、ファイザー、持ち株構成率4.7%→3.4%→3.6%

増減理由︰株価が下がっているので構成率も低迷しています。

新型コロナワクチンの戦略の失敗、痩せ薬の相次ぐ失敗でぱっとしません。

ファイザーはかつてバイアグラを作った医薬品メーカーです。

ファイザーは期待はずれの感があります。開発していた「痩せ薬」2件も結局はダメでした。

年末年始の新旧NISAの入れ換えに絡めて売るかもしれません。

昨年の増配率はわずかに2.5%、今年の増配率も2.44%。物価上昇率に見合いません。



GILD、ギリアド・サイエンシズ

●GILD、ギリアド・サイエンシズ、持ち株構成率2.7%→2.6%→2.4%

増減理由︰他が増えたのと株価低迷で構成率が下がりました。

ギリアド・サイエンシズは米国のバイオ系の医薬品メーカーです。

そもそも安くなった時に買った株なので、このまま持ち続けますが、驚くほど安くならない限り買い増すことはないと思います。

2024年の増配率は2.67%。ぱっとしません。

PG、プロクター・アンド・ギャンブル

●PG、プロクター・アンド・ギャンブル、持ち株構成率9.1%→9.7%→9.8%

増減理由︰買い足してはいませんが、P&Gの株価が少しずつ上がっています。その分時価構成率も微増しました。

P&Gは皆さんおなじみの洗濯洗剤、紙おむつなど日用品のメーカーです。



プロクター・アンド・ギャンブルに対する今後の方針

日用品という安定した分野で、しかも絶対のブランド力を持つメーカーであり増配王です。

全体のバランスを考えると、P&Gの構成率が10%を越えてもいいなと思っています。

だから安くなったらまた買い足します。

2024年の増配率は6.99%。私の持ち株ではペプシコについで大きく増加しました。

CL、コルゲート・パーモリーブ

●CL、コルゲート・パーモリーブ、持ち株構成率4.8%→5.4%→6.0%

増減理由︰買い足していないから他の株の構成率が上がったぶん下がるはずなのに、逆に少しずつ上がっているのはCLの株価が少しずつ上がっているからです。

最近のコルゲートの業績は良いです。

コルゲート・パーモリーブは「歯を白くする」でおなじみの歯磨きメーカーです。タイではシェアが高く、私もパタヤでは毎日使っています。

P&Gのリスクを保護するためのサブ銘柄、補完銘柄として、このままホールドします。

2024年の増配率は4.17%でした。



PM、フィリップモリスインターナショナル

●PM、フィリップモリスインターナショナル、持ち株構成率9.5%→8.9%→9.9%

増減理由︰他の銘柄を増やしてPMの構成率を下げていく作戦でしたが、また構成率が上がってきました。株価が上がっているためです。

昨年の増配率は2.36%。今年2024年の増配率はまだ分かりませんが、業績が昨年同様なので、2~3%だと思います。

業績もいいし売る理由がないのでこのまま持ち続けます。

PMは言わずと知れた世界一のたばこメーカーです。

ニコチンは強し。コロナ禍にもインフレにも負けず、ニコチン商品は売れ続けています。世の中がどんな状況になってもニコチンは売れるようです。

LMT、ロッキード・マーティン

●LMT、ロッキード・マーティン、持ち株構成率7.0%→6.6%→7.2%

増減理由︰こちらも買い足していません。他が増えたぶん時価構成率が下がるはずなのに上がっているのは株価が上がっているからです。

ロッキード・マーティンは世界一の軍需メーカーです。

「炭鉱のカナリア」としてずっと持っていますが、この株が上がるということは世の中が不穏だということなのであまり良い気分ではありません。

しかし毎年増配しているし、売る理由もないのでこのままホールドです。

戦争は嫌です。きらいです。ないほうがいいと思います。しかし古今東西、戦争はなくならず軍需はいつまでも絶えません。矛盾していますが、そのおかげ配当も絶えず、老後を守ってくれるのです。



まとめ

私の投資可能額は既に使い切りました。あとは配当再投資だけです。

しかし旧NISAが段階的に終わり、新NISAに移行する過程で、今回のアッヴィとペプシコのような入れ換えが起こる可能性があります

その場合は株価よりも業績と配当、増配率などに着目し、収益性よりも安定性重視の構成にしていきたいです。

具体的には医薬品メーカーを減らしてペプシコ、P&Gを増やす方針です。

老後資金の運用方針は安全第一ですから。

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



【かぶとたいぞう有料ノート】

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*